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Antoine Philippon & Jacqueline Lecoq / Cabinet

Antoine Philippon & Jacqline Lecoq
Cabinet 1960s France

アントワーヌ・フィリポン & ジャクリーヌ・ルコック。フランスのミッドセンチュリー期に活躍したデザイナーペアによるデザインのキャビネットです。
とても大きなキャビネット。2つの家具を並び置いたモジュール式家具です。

それぞれ独立させ、1つの家具としての使用が可能。直線を生かしたミニマルなデザインの中に面白いギミックが組み込まれた見所の多い家具です。アッシュの清潔感あふれる色合いと直線的な木目は見た目のミニマル感を強め、すっきりとした印象。ところどころに使われる真鍮製の金属パーツにはブラックラッカー塗装が施されており家具の表情を引き締めます。整然と配されたドロワーの取っ手は機能性とデザインが両立したもの。アイアンクラフトを思わせるような質感はこれからの経年美化が楽しめそうです。細部のディテールまで作り込まれたとても作りの良い美しい家具です。

金属部に若干の塗装落ちが見られますが全体のコンディションは良好です。全てのパーツはオリジナル。ガラスの扉一枚に目立たないわずかな欠けがございます。コンディションについてご質問等ございましたらお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。表記のサイズは画像1枚目の状態のサイズです。

画像2枚目のサイズ W,1830/D,450/H,1690(mm)

画像3枚目のサイズ W,1210/D,450/H,1690(mm)

 

ジャクリーヌとアントワーヌ、2人のデザイナーの出会いはパリのエコール・ブールでデザイン、アートを学んだ所から始まります。マルセル・ガスコアンのデザイン事務所で1955年共に働いていた2人は1956年にパートナーシップを組み、家具のデザインを始めます。以後様々なエキシビジョンに参加し、モントリオールでの展示会では大賞を受賞。1961年にはルネ・ガブリエル賞を受賞。実験的な家具デザインの展示会では、ルネ・ジャン・カイエット、ジョセフ・アンドレ・モット、ジャン・プルーヴェ、シャルロット・ペリアン、ピエール・ガリッシュら錚々たるメンバーと共に参加、交流がありました。UAMからの影響を強く受け、経済的な価格で優れた品質の家具をデザインするため、当時の新しい素材や産業技術を駆使し、妥協のない家具デザインに尽力しました。

メンテナンス代込みの価格です。綺麗にしてからお届けしたいので、発送までにお時間をいただいております。ご了承くださいませ。

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