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Louis Sognot / Glass top coffee table
- Louis Sognot
- France 1950s
- W,900/D,650/H,440 (mm)
- TABLE
- SOLD
SOLDの場合があります。
ご了承お願いいたします。
フランスのインテリア及び家具デザイナーとして活躍したLouis Sognot(1892-1970)によりデザインされたコーヒーテーブルです。
1955年デザイン・発表。
ガラス×オーク×スチールのマテリアル構成。
滑らかな曲線を描く三角のガラストップ、幾何学模様を思い起こさせるオーク材のレグ、アール・デコ調のスチールシェルフ、近代建築での生活環境にマッチした小ぶりなサイズ。
モダニズム、キュビズム、アール・デコといった様々な要素が違和感なく調和した、ルイ・ソニョの真骨頂とも言えるデザインのテーブルです。
この独特なデザインが生まれた背景には彼のデザイナーとしてのキャリアが大きく関係しています。
ソニョは第二次世界大戦をまたぐデザイナー活動の中で、アール・デコからモダニズムへのデザイン変換期の真っ只中を様々な要素を取り入れながら、しかもその第一線で活躍していたのです。
パリのベルナール・パリシー芸術学校にて家具作りを学ぶ。
プリマヴェラ(伊語で春の意を持つアール・デコのアーティストが集結したアトリエの名。プランタンとの協同で、アーティスト・職人・百貨店の境を取り払って店内インテリア装飾を改装。目的:モダンアートの雰囲気だった店内インテリアをまた少しクラシカルな物に戻しましょう、という発想から)というアールデコのアトリエの作業に参加する目的がありました。
1939年、リーズナブルであることを目的とした、全て籐で作った家具をディスプレイしたホテルの一室を発表。
この企画は第二次世界大戦により中断されますが、1945年に再開。明るい色合いの籐で作られた家具は戦後のフランスで高く評価されます。
メタル素材の家具も定期的に製作。1960年代まで精力的に活動していました。
1926年~ Ecole Boulleで装飾芸術の教師
Dupérre技術専門中学校の教師
1938年~ 芸術工業高等専門学校の教師
1947年~ 装飾芸術高等専門学校の製作場責任者
1947年~ 装飾芸術総合中央学校の校長
今回で3度目の入荷となりますが私自身、最初はデザインに惹かれただけで買い付けたテーブルでした。しかし、調べれば調べるほどLouis Sognotという人物の魅力に取り憑かれました。
精力的なデザイナー活動の中、その時代に生まれた様々なムーブメントを柔軟に取り入れ自らの家具デザインに昇華させるスタイルは他に類を見ない素晴らしい物です。
世界的に有名ではないデザイナーの中にも、素晴らしいデザイナーがいるということを教えてくれた作品です。
コンディションについて
フレームの構造確認、汚れや小傷を取り除くフルメンテナンス済み。ぐらつき等はございません。
ガラストップに僅かな傷がございますがチップ等は無く良いコンディションです。ガラストップにある3つの金属キャップを外し、ビスを回すと天板とフレームが外れる構造です。スチールシェルフに腐食等はございません。
弊社オンラインストア掲載商品のほとんどが50年以上前に製造され、実際に使用されていたヴィンテージ家具です。全ての商品を検品後、メンテナンス・クリーニングを施しますが、微細な傷や製造時の構造上使用に問題の無い、あらがある物もございます。
経年による味わいなどヴィンテージ家具のコンディションについては、その定義に個人差があると私共は考えております。コンディションについて商品説明にて表記しておりますが、より細かなコンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
メンテナンス・クリーニング代込みの価格です。 綺麗にしてからお届けしたいので、発送までにお時間をいただいております。 ご了承くださいませ。
こちらの商品は、ヤマト運輸のらくらく家財宅急便 Cランク でのお届けです。 配送料金は全国どちらにお送りしても、実際にかかる配送料から一律50%割引になります。 カートにお入れ頂き、ご注文手続きにてご住所等をご入力されると自動的に50%割引された配送料が商品代金に加算されます。 ご質問等ございましたらお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。
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