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Marcel Gascoin / Table Gigogne TE

Table Gigogne TE by Marcel Gascoin for arhec
1949 France

フランスのミッドセンチュリーデザイナー、Marcel Gascoin(マルセル・ガスコアン1907~1986)により1949年にデザインされたTable gigogne TE(Table gigogneは仏語でネスティングテーブルの意)です。
販売元はarhec。大中小のネストテーブルは大きいものから順にTC、TD、TEの品番に分かれています。

こちらでご紹介のテーブルはいちばん小さいサイズのテーブルTE。
コーヒーテーブルやベッドサイドテーブルなど様々なシーンで使えるサイズです。
天板が2段になっている点も便利で◎

このネストテーブルのシリーズは当時、子供の成長に合わせてデスクのサイズを変えていくようなユニークな使い方を想定していたようで、その様子の可愛らしい画像が残っています。

オーク材特有の杢目、虎斑(トラフ)が見られる木の温もりと質感に溢れるテーブル。レグのフォルムはまさにガスコアン節といった感じの特徴的なデザインです。必要以上の装飾やパーツの無いシンプルな構造です。

近年注目を集める、第二次世界大戦後のフランス復興家具(French reconstruction)のカテゴリでフォーカスされるマルセル・ガスコアンですが、こちらのテーブルもネスティング可能なテーブルとして、集合住宅などでスペースを有効に活用できる利便性を備えます。
シンプルで実用的。必要以上の素材利用や装飾はなく、便利なアイデアと美しいデザインが同居する様はまさにフレンチモダンの真骨頂。日本の民芸品に通ずる侘び寂びを感じる、現代人のライフスタイルにもマッチする家具です。

メンテナンス済み。強いサンディング修復を行わず、少々小傷がございますがぐらつき等の機能を損なうダメージはございません。ヴィンテージ家具として、味わいの残る良いコンディションとメンテナンスの仕上がりです。
下段の天板高さ床より210mm

 

弊社オンラインストア掲載商品のほとんどが50年以上前に製造され、実際に使用されていたヴィンテージ家具です。全ての商品を検品後、メンテナンス・クリーニングを施しますが、微細な傷や製造時の構造上使用に問題の無い、あらがある物もございます。

経年による味わいなどヴィンテージ家具のコンディションについては、その定義に個人差があると私共は考えております。コンディションについて商品説明にて明記しておりますが、より細かなコンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

Marcel Gascoin(マルセル・ガスコアン1907~1986)

マルセル・ガスコアンはフランスのデザインアーティスト集団、UAMメンバーの1人で、そのメンバーはコルビュジェやジャン・プルーヴェ、シャルロット・ペリアンなどフレンチモダンを語る上で絶対にはずす事のできない錚々たるメンバーでした。

UAMは、当時アールデコが主流だったフランスのデザイン界の流れを断ち、モダンデザインを世に送り出したアーティスト集団です。
 
彼のデザインは木材を多用した温かみのある、実用性に富みながらもデザイン性が高い家具やインテリアデザインが特徴で、残したアイテムはフランス本国で大変人気があり、なかなか見つけられない希少性の高いものとなっています。
 ピエール・ガリッシュの師にあたり、他にも多くのデザイナーを育てました。
そのため、フレンチミッドセンチュリーのデザイナーのなかでも大変重要な人物にあたります。
 時を経て、実用性をそこなわず現代に残る温かみのあるテーブル。
そのデザインと機能性に古臭さは無く、置くだけで当時のデザイナーの目指した新しいデザインの流れが目に浮かびます。とても素敵なテーブル。

 

メンテナンス・クリーニング代込みの価格です。

綺麗にしてからお届けしたいので、発送までにお時間をいただいております。
ご了承くださいませ。

こちらの商品は、ヤマト運輸 らくらく家財宅急便 Bランク でのお届けです。
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