ハンガリー出身、フランスで活躍したデザイナー、マチュー・マテゴ(1910-2001)デザインのマガジンラックです。

マテゴ作品だと一目でわかるアイコニックなパンチングメタルの薄いシートは自由度の高い素材。自在に曲げられ形作られたフォルムは繊細で美しいもの。穿孔されたメタルシートは光を通すとレースのような美しい影が現れます。個性的なフォルムでスペーシー。見方によっては昆虫のよう。ハンドバッグのようでもある存在感抜群の不思議デザイン。穿孔されたメタルシート、華奢なスチールフレーム、取っ手の真鍮で構成されているこちらの作品はマテゴのマガジンラックの中でも最もアイコニックなデザインです。
オリジナルペイント。1950年代。小ぶりなサイズから郵便物を一時的にストックする様な使い方も◎
オブジェのような佇まいから、サイドボードの上にセットしても◎

塗装に少々のスレ、薄い錆のある箇所がございます。機能を損なうダメージはございません。使われてきた時代を伝えるヴィンテージコンディションとして良好です。コンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。
最後の画像は日光に当てた際の色合い参考画像です。

弊社オンラインストア掲載商品のほとんどが50年以上前に製造され、実際に使用されていたヴィンテージ家具です。全ての商品を検品後、メンテナンス・クリーニングを施しますが、微細な傷や製造時にできた使用に問題の無い、あらがある物もございます。

経年による味わいなどヴィンテージ家具のコンディションについては、その定義に個人差があると私共は考えております。コンディションについて商品説明にて表記しておりますが、より詳細なコンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

タペストリー作家としても有名なマテゴは、家具のデザインにおいてスチールパイプや
穿孔されたシート状の金属を使った作品を数多く残しています。
同時代の作家とのコラボレート作品も残しており、有名なものにジョルジュ・ジューヴとの
アッシュトレースタンドなどが挙げられます。

Mathieu Matégot マチュー・マテゴ(1910~2001)ハンガリー生まれ

第二次世界大戦後フランスに帰化した彼は自ら手作りの家具を製作するための工房をパリに開き、金属、ガラス、藤、合成樹脂など様々な素材を使った家具を製作し成功を収めました。そのデザイン活動は家具のみにとどまらず、タペストリー、室内装飾、衣服など多岐に渡ります。現在はパリの現代装飾美術館やポンピドゥセンターなどにコレクションとして作品が展示されています。

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