Pierre Gautier-Delaye
Series “Week end” Dining Chair
Ed. Vergnères
1960s, France

フランスのインテリア設計士、家具デザイナー、工業デザイナーと多くの肩書きを持つ人物、Pierre Gautier-Delaye（ピエール・ゴチエ－ドゥレィ 1923-2006）によるデザインのダイニングチェアです。

1950年代後半、家具職人の工房 Vergnèresより”Week-end”シリーズとして発表された一連の家具中のダイニングチェア。このウィークエンドシリーズでPierre Gautier-Delayeはフランスミッドセンチュリー期のデザイナーにとって栄誉ある賞、ルネ・ガブリエル賞を受賞しています。

材種はクリーンで明るい色合いのビーチ材。
装飾が無いミニマルデザインの中で目を惹く座面の中央に入ったスリットがポイント。
座面のフォルムがコーヒー豆のように見える事から、Grain de café （グラン ド カフェ。コーヒー豆の意）シリーズと呼ばれています。

座面はわずかに後ろ傾斜。スリットで二分された座面もわずかに中央に向かって傾斜しており、このそれぞれの傾斜が安定感のある掛け心地を生み出しています。背もたれの笠木は緩やかなカーブを描き背中にフィット。
主要接合部に施された丸ホゾ継ぎの加工がクラフト感溢れる見た目のポイントになっています。

シンプルな中に遊び心が見られるデザインは、様々な家具やインテリアとの相性が良く、飽きずに長く付き合えるダイニングチェアです。
素材や色合いで牧歌的な雰囲気を持ちながら、それに加味されたモダンデザインのムードが◎
週末の家族団らんを彩るまさに”Week-end”なダイニングチェアです。
ヨーロッパ、特に英国などでは週末になると普段生活や仕事をする場から離れ、郊外の別荘で過ごすといったライフスタイルがあります。
そんな週末のシーンを思い浮かべてデザインされた家具なのかな。と想像が膨らみます。

同等のコンディションで2脚のストックがございます。

表示価格は1脚の価格となります。

サイズ
W,400 / D,410 / H,810 / SH,440 (mm)

販売価格
¥98,000+tax (¥107,800 tax inc.)

脚材に若干の反りがございます。
わずかな歪みを見る角度によって感じます。
機能や使用感を損なう大きな反りではございません。

メンテナンス済みの商品です。
古い塗装と傷・汚れを取り除き、構造の確認・組み直し修復後、着色と塗装を施したフルメンテナンス済み商品です。
ホゾ継ぎを含む全ての接合箇所の構造にぐらつき等は無く、目立つ傷や汚れ等はございません。
これからのエイジングをお楽しみいただけるコンディションに仕上げています。
レグ先端に金属製のパーツが付いています。
チェアのサイズ表記は2脚共にほぼ共通のサイズです。

弊社オンラインストア掲載商品のほとんどが50年以上前に製造され、実際に使用されていたヴィンテージ家具です。全ての商品を検品後、メンテナンス・クリーニングを施しますが、微細な傷や使用に問題の無い製造当時からの”あら”がある物もございます。
また、素材によっては避けられない経年によるわずかな精度のくるいがある場合がございます。

エイジングによる味わいなどヴィンテージ家具のコンディションについては、その定義に個人差があると私共は考えております。
コンディションについて商品説明にて表記しておりますが、より細かなコンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

メンテナンス代込みの価格です。

綺麗にしてからお届けしたいので、発送までにお時間をいただいております。
ご了承くださいませ。

こちらの商品は、アートセッティングデリバリーの家財宅急便 Bランク でのお届けです。
配送料金は全国どちらにお送りしても、実際にかかる配送料から一律50%割引になります。
カートにお入れ頂き、ご注文手続きにてご住所等をご入力されると、自動的に50%割引された配送料が商品代金に加算されます。
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