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Pierre Guariche / Desk for Minvielle / Series 590

Pierre Guariche / Desk for Minvielle / Series 590 / 1960s

フランスのデザイナー、ピエール・ガリッシュ(1926-1995)によるデザインのデスクです。製造元は同じくフランスの家具メーカー、Minvielle社。

サイズや仕様で様々なバージョンが作られたこのデスクの中で、天板大振り、片袖ドロワーのタイプ。
主にオフィス用として作られたこちらのデスクは用途や設置場所のスペースに合わせ様々なタイプが作られましたが、今回ご紹介のデスクは特殊なサイズと意匠(天板の下両サイドに見られるスチール製のタオル掛けのようなパーツ)、デザインから、特定の職業で特殊な使用がなされていた事が推測できます。

マホガニーの色合いと杢目が美しく、落ち着きと程よい高級感を感じる佇まい。
古くアンティークと言われる時代の家具において、マホガニーは特別な素材として扱われ、いわゆる高級家具の素材とするのが一般的でした。そのマホガニーをスチールのレグと組み合わせ、モダンで落ち着いた雰囲気の新たな家具を生み出している様子はミッドセンチュリーデザイナーによる実験的家具デザインへの挑戦と新たなインテリアへの息吹きが感じられます。

ドロワーは全て同サイズにて3段。それぞれの把手が開けやすいように工夫がなされています。スチールのレグ先にはプラスチック製のキャップではなく木製のパーツ。目立たない箇所まで施された拘りのディテールが◎目に付く全ての箇所にマホガニーの突板があしらわれています。
スチールレグは移動や持ち運びを容易にする為、ジョイント式になっています。通常の使用や少しの移動で外れる事はありません。

コンディションについて、構造を含むフルメンテナンス済み。レグのペイント擦れやわずかな使用感が残りますが、目立つ傷は補修、汚れ等は取り除きヴィンテージ家具として良いコンディションです。
2段目ドロワーに付くキーを紛失しています。

 

弊社オンラインストア掲載商品のほとんどが50年以上前に製造され、実際に使用されていたヴィンテージ家具です。全ての商品を検品後、メンテナンス・クリーニングを施しますが、微細な傷や製造時の構造上使用に問題の無い、あらがある物もございます。

経年による味わいなどヴィンテージ家具のコンディションについては、その定義に個人差があると私共は考えております。コンディションについて商品説明にて表記しておりますが、より細かなコンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

ピエール・ガリッシュはフレンチミッドセンチュリーのデザイナーのなかでも近年特に評価が高まっているデザイナーの1人で、様々な素晴らしいデザインの家具を残しています。

また、彼のデザインした家具はパリのポンピドゥーセンターなどにおさめられています。
マルセル・ガスコアンに師事しデザインを学んだのち、様々なメーカーから彼のデザインした家具が製造、販売されました。
ジョセフ・アンドレ・モット、ミッシェル・モルチエらと組み立ち上げたユニット、A.R.P.としてデザイン活動した事も有名です。
1956年、コルビュジェによるmaison de la cultureのインテリアを担当。
フレンチミッドセンチュリーデザインの素晴らしさを現代に数多く残しています。

 

メンテナンス代込みの価格です。
綺麗にしてからお届けしたいので、発送までにお時間をいただいております。
ご了承くださいませ。

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