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Pierre Guariche / Tonneau Chair All Wood A

フランスのデザイナー、ピエール・ガリッシュ(1926-1995)によるデザインの椅子、トノーチェア、オールウッドタイプです。

一目で彼のデザインだとわかるインパクトのあるデザイン、薄くシャープでありながら、緩やかにカーブした一体成型の座面が脚の上ににちょこんと乗った様はまるで水面に浮く木の葉や花びらのようであり、このシンプルなデザインと構造でありながら非常に有機的な印象です。

こちらの椅子はフランスで最初の成形合板を使った椅子として広く知られています。特にこちらのオールウッドのタイプはファブリック張りのタイプと異なり、プライウッドをどのように曲げ、成型されたのかが一目でわかるモデル。この座面が一枚の板だったのか・・と思うと3Dパズルを見るような不思議な感覚。本来座面に並ぶビスの上に薄いクッションが付いているモデルですが、欠損しています。ところが、こちらのビスが並ぶ様子がデザインの良いアクセントとなっていて◎

トノーチェアの中でもこちらのオールウッドのタイプは初期に作られたもの。そのため数が少なく珍しいモデルです。お部屋の一角に美しいデザインかつ歴史的にも重要な意味合いを持つチェア、おすすめです。

こちらの椅子は本来プライウッドの座面に薄いクッションが付くタイプとプライウッドの全面をファブリックで覆うファブリック張りの物の2種類が作られました。ファブリック張りの物には張り生地とプライウッドの間にクッションとして、わたが入れてあり、そのわたを固定するために極小の釘にてプライウッドに打ち付けてあります。そのためプライウッドの表面に無数の小さな穴が開いています。今回ご紹介のこちらのチェアは座面クッションのタイプです。プライウッド表面に細かい穴はございません。

レグに修復跡あり。使用に影響する割れやヒビはなく、全体の傷、スレの少ない良いコンディションです。Steinerのプレート付き。

コンディションについてご質問がございましたらお気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。

 

ピエール・ガリッシュはフレンチミッドセンチュリーのデザイナーのなかでも近年特に評価が高まっているデザイナーの1人で、様々な素晴らしいデザインの家具を残しています。

また、彼のデザインした家具はパリのポンピドゥーセンターなどにおさめられています。
マルセル・ガスコアンに師事しデザインを学んだのち、様々なメーカーから彼のデザインした家具が製造、販売されました。
ジョセフ・アンドレ・モット、ミッシェル・モルチエらと組み立ち上げたユニット、A.R.P.としてデザイン活動した事も有名です。
1956年、コルビュジェによるmaison de la cultureのインテリアを担当。
フレンチミッドセンチュリーデザインの素晴らしさを現代に数多く残しています。

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