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Pierre Paulin / CM192 Table

CM192 Table by Pierre Paulin for Thonet
1959 France 

フランスのミッドセンチュリーデザイナー、ピエール・ポラン(1927-2009)によるデザインのコーヒーテーブル、CM192です。製造元はThonet。

デザインは直線を主体としたシンプルなもの。
1950年代のポランの初期作品に見られる直線を生かした機能的でミニマルなデザインが特徴です。合理的で無駄がなく、しかしディテールとフォルムにこだわったデザインは美しく、他の国やデザイナー作品との相性も良さそう。

天板は合板。トップにメラミン樹脂製のホワイトフォルミカが貼られており、50sらしいキッチュなルックス。このフォルミカは水などに強く、ミッドセンチュリー期の家具や雑貨に広く使用された機能素材で、現在でもフランスのカフェテーブル等で目にします。

レグはスチール。レグと天板の付き方にポイントがあり、レグから天板が少し浮いたように見えます。この点がこのテーブルのデザインにおける大きな特徴。シンプルなデザインの中に遊び心とキッチュさが溶け込んだ可愛いテーブル。同じくPierre PaulinによりデザインされたCM190 Chairと合わせるためか、高さは低め。この高さは空間を広く見せるとともに、インテリアをモダンな雰囲気に感じさせる効果があります。

コンディションについて、天板に使用感程度の細かな傷がございます。レグに細かなスレがありますが、ペイントのハゲやサビなどの大きなダメージは無く、年代を考慮しても全体的に良いコンディションです。

弊社オンラインストア掲載商品のほとんどが50年以上前に製造され、実際に使用されていたヴィンテージ家具です。全ての商品を検品後、メンテナンス・クリーニングを施しますが、微細な傷や製造時の構造上使用に問題の無い、あらがある物もございます。

経年による味わいなどヴィンテージ家具のコンディションについては、その定義に個人差があると私共は考えております。コンディションについて商品説明にて明記しておりますが、より細かなコンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

1927年、パリで生まれたピエール・ポランは彫刻家に憧れその道を志します。しかし不慮の事故によって怪我を負い、彫刻家への道を断念せざるを得なくなりましたが
パリのアートスクールにて家具のデザインを学び、そのデザイナーとしての才能を開花させます。
1950年代は直線的でミニマルなデザインの作品を、1960年代に入ってからは曲線を生かした独創的で優美な作品を手がけています。
日本とのゆかりも深く、大阪万博のフランス館に作品が展示されたり、パリの日航ホテルにて彼の作品が使われるなどしています。
近年、彼の残したデザインは高く評価されており、復刻品が作られているのはもちろん、Louis Vuittonが彼のデザインした未発表作品を制作発表したり、
Chanelのエキシビションホールにて彼の作品を集めた展覧会を開催するなど、ファッション業界におけるグランメゾンからも注目されています。
彼の代表作はパリのポンピドゥセンターからニューヨークのMoMAなど、世界中の美術館コレクションに加えられています。

 

メンテナンス・クリーニング代込みの価格です。

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