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Pierre Paulin / CM197 Chair (2)
- Pierre Paulin
- Thonet
- France 1950s
- W,610/D,555/H,775/SH,440(mm)
- CHAIR
- SOLD
SOLDの場合があります。
ご了承お願いいたします。
Pierre paulin CM197
フランスのミッドセンチュリーデザイナー、ピエール・ポラン(1927-2009)によるデザインのチェア、CM197です。
オリジナルのシンセティックレザーは美しいブルー。少々傷みがありますがオリジナルのカラーを生かし張り替えはしていません。
華奢な見た目ですがスチール製のレグは重みのある堅牢性高い作り。アームがあるため楽な掛け心地です。
ダイニングにはもちろんデスクに合わせても◎
デザインは直線を主体としたシンプルなもの。
1960年代のポランの作品を象徴する曲線美を生かしたなめらかでエレガント、有機的なデザインとは異なり、こちらのデスクは初期作品に見られる直線を生かした機能的でミニマルなデザインが特徴です。
合理的で無駄がなく、しかしディテールとフォルムにこだわったデザインは美しく、他の国やデザイナー作品との相性も良さそう。
1927年、パリで生まれたピエール・ポランは彫刻家に憧れその道を志します。しかし不慮の事故によって怪我を負い、彫刻家への道を断念せざるを得なくなりましたが
パリのアートスクールにて家具のデザインを学び、そのデザイナーとしての才能を開花させます。
1950年代は直線的でミニマルなデザインの作品を、1960年代に入ってからは曲線を生かした独創的で優美な作品を手がけています。
日本とのゆかりも深く、大阪万博のフランス館に作品が展示されたり、パリの日航ホテルにて彼の作品が使われるなどしています。
近年、彼の残したデザインは高く評価されており、復刻品が作られているのはもちろん、Louis Vuittonが彼のデザインした未発表作品を制作発表したり、
Chanelのエキシビションホールにて彼の作品を集めた展覧会を開催するなど、ファッション業界におけるグランメゾンからも注目されています。
彼の代表作はパリのポンピドゥセンターからニューヨークのMoMAなど、世界中の美術館コレクションに加えられています。
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