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Rene-jean Caillette / Dining Chair(2)

フランスの家具デザイナー、Rene-jean Cailletteルネ・ジャン・カイエット(1919–2005)によるデザインのダイニングチェアです。

立体的に曲げられたプライウッドは体のラインに沿う形。シンプルで軽く、厚めのプライウッドは粘りがあり丈夫です。本来ファブリック張りの椅子ですが素地の雰囲気が良いのでファブリックは張っていません。シンプルなデザインは他の家具やインテリアと喧嘩をしない、主張はないけど存在感はある控えめな椅子。まるで座椅子がスチールの脚の上にちょこんと乗ったようなさまから、和室や日本家屋の縁側などにもなじみそうです。

メンテナンス完了品。座面に小傷がございますが割れやヒビは無く良いコンディションです。

ルネ・ジャン・カイエット

フランスの装飾芸術家、デザイナー。
1919年家具職人の息子として生まれました。父と共にシンプルで機能的な家具のデザインをしていましたが、第二次大戦後、より複雑で実験的な家具のデザイン、製作を開始。
エレガントで現代的なデザインを得意とし、彼がデザインする家具の素材についてはプライウッド、アルミニウム、スチールなど新しいものをどんどん取り入れました。

第二次世界大戦後、戦後復興期の人々の生活に寄り添う家具として安価で大量生産可能な家具の製作が必要だと考え、マルセル・ガスコアンとともに家具の価格標準化を実現するためにシリーズ家具のクリエーター協会、l’Association des Créateurs de Mobilier de Série (ACMS)を設立しました。
1940年代後半にはシャルロット・ペリアンやジャン・プルーヴェ、ピエール・ガリッシュ、ジョセフ・アンドレ・モットなどフランスのミッドセンチュリーを代表するデザイナーらと共に
新しい素材、技法、デザインで作られた家具の展示会に参加。

1950年に、『GroupⅣ』と呼ばれるデザイン集団にAlain Richard, Genevieve Dangles,Joseph-André Motte,らと共に参加。大手家具メーカーの元に集い、大量生産の手頃でシンプルな家具のデザイン、試作を行いました。
1952年、フランスのミッドセンチュリーデザイナーにとって名誉ある賞、ルネ・ガブリエル賞を受賞。
1962年にはイタリアのミラノで開催される美術展覧会、トリエンナーレで銀メダルを受賞。

カイエットは自身のデザイン活動にとてもストイックに打ち込むことで知られていました。
革新的な素材使いの家具を多くデザインしましたが、木に対する愛情はとても深く、『私は家具職人の息子だ。父の工房の木屑の匂いは今でも覚えているよ。』と日頃から話していました。
彼の代表的なデザインとして、Steinerより発売された、ダイアモンドチェアが挙げられます。

メンテナンス代込みの価格です。
綺麗にしてからお届けしたいので、発送までにお時間をいただいております。
ご了承くださいませ。

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