Robin Day for Hille
Hillestak Armchair
1950s, England

イギリスのミッドセンチュリー期を牽引したデザイナー、ロビン・デイによりデザインされたHillestak Armchairです。
材種はオーク材。1951年デザインのRobin Day初期作品。製造は英国の家具メーカーHille社です。

アーム付きの希少なモデルです。
「A」字型の直線的なフレームは少ないパーツ数で構成されたシンプルで頑丈な構造。
カーブした座面と背もたれは身体にフィットする形状です。

こちらのアーム付きのモデルはスタックできる利便性が失われましたが、A字型コンパスレグの前脚がそのまま伸びたアーム部のデザインが美しくスタイリッシュなデザインです。
またアームがある事により、掛け心地と安定性が向上。
背面を支えるプライウッドは厚く粘りが強いため、奥に向かい傾斜した座面に腰掛けた際の上体を心地よく支えます。

張り生地はオリジナルのシンセティックレザー。
スクールジャケット等でありそうなマルーンカラーがUKクラシック感強くて◎
どの角度から見ても格好良いのですがバックショットが特に◎です。

フレームの傷・汚れの除去、構造のチェック・分解と組み直し、着色・塗装を施したフルメンテナンス済み商品です。
オリジナルのシンセティックレザーは張替えずにクリーニングのみ行いました。
背面に帯状のヤケがあります。何かバンド状のものを取り付けて使用されていた事を想像させる針穴がヤケの箇所にポツポツとあいています。このヤケがとても良い雰囲気で、ヴィンテージチェアの一点もの感を高める素敵なディテールだと思うのですがいかがでしょうか。
わずかなスレ傷がございます。
目立つダメージや汚れ、接合部のぐらつき等はございません。

サイズ：W,490 / D,520 / H,730 / SH,460 (mm)
SHは座面先端中央部の高さを表記しています。

販売価格：¥160,000+tax (¥176,000 tax inc.)

ロビン・デイ（1915年 – 2010年）
英国ミッドセンチュリー期において強い影響力を持つデザイナーです。
1950年代に妻のルシエンヌ・デイとともに活動したロビン・デイは、機能性に焦点を当てることで、英国家具の伝統的でブルジョアなビジョンを覆しました。

1948年、ロビン・デイはニューヨーク近代美術館（MoMA）で開催された国際低コスト家具コンペティションで優勝しています。
この賞はロビン・デイの名をより有名にし、成功へ導きました。
第二次世界大戦後の新たな生活様式に調和する経済的で実用的な家具は、コンパクトで、積み重ね可能で、小さなスペースに収まる革新的なもので、大量に製造され、学校や食堂、教会のホール、そして家庭のスペースで使用されました。

弊社オンラインストア掲載商品のほとんどが50年以上前に製造され、実際に使用されていたヴィンテージ家具です。全ての商品を検品後、メンテナンス・クリーニングを施しますが、微細な傷や使用に問題の無い製造当時からの”あら”がある物もございます。
また、素材によっては避けられない経年によるわずかな精度のくるいがある場合がございます。

エイジングによる味わいなどヴィンテージ家具のコンディションについては、その定義に個人差があると私共は考えております。コンディションについて商品説明にて表記しておりますが、より細かなコンディションについてご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

メンテナンス代込みの価格です。

綺麗にしてからお届けしたいので、発送までにお時間をいただいております。
ご了承くださいませ。

こちらの商品は、アートセッティングデリバリーの家財宅急便 Bランク でのお届けです。
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