Roger Capron
Ceramic tile
1970s, France

とても可愛らしい作品。
フランスミッドセンチュリーのセラミスト、Roger Capronによるタイルです。

描かれたブルーの雄鶏はまさにフランスの象徴。
フランスナショナルスポーツチームのユニフォームの紋章などでも見かけます。
このタイルの雄鶏をよく見ると背に花を背負っています。
フランスでは戦いの準備ができている事を暗示する紋章として雄鶏が描かれることが多いのですが、お花を背負うことによって平和で友好的な印象を持たせてくれるユニークな作品です。

美しいブルーと可愛らしい絵柄はデコラティブパネルとしてのアート性があり◎
フレンチシャビーなインテリアとの相性もよさそうです。

タイルのサイズと雰囲気に合わせてフレームを製作しました。
フレームは木製です。
裏面のビスを外すとタイルが取り外せます。

花器やタイルを使った家具が有名なロジェ・カプロンですが、こういったユニークで遊び心あふれる作品も残しています。

ひび、欠けなどのダメージはありません。

サイズ：高さ 21.3cm、幅 21.3cm、厚み 1.3cm （フレームのサイズです）

古くから陶器の街として栄えた南仏の街 ヴァロリス。
多くのビッグネームと言える陶芸家やアーティストたちがこの街にアトリエを構え活動をしました。
美術教師の経歴を持つCapronは、ヴァロリスにアトリエを構えたのち、陶芸家として多くの賞を受賞。
また商業的にも成功をおさめ、重要な芸術作品の製作を成し遂げるとともに、最盛期には100人を超えるスタッフを擁する大手と言える工芸産業会社を設立しました。
この時代のフランスの陶芸家として重要な人物です。

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