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Robin Day Chair 675

 

 

 

 

 

 

 

※Sold Item※
 
イギリス 1952年
ロビン・デイ 
675チェア
 
イギリスのミッドセンチュリーデザイナー
ロビン・デイ(1915-2010)によるデザインの椅子
675チェアです。
 
存在感がありお部屋にあると、とても目をひくデザイン。
個性的ですが上品で、見る角度によりさまざまな表情を見せるため
眺めていて飽きません。
 
細いスチールフレームに曲げが美しく立体的なデザインのプライウッド製
背もたれとアーム部分。
ダークグレーのファブリックで包み張られた座面。
それぞれの色のバランスが良く、異なる素材をうまく使いながらまとまりのある
素晴らしいデザインです。
椅子を構成するそれぞれのパーツ間に程よい空間があり
その為軽やかな印象も受けます。
 
特に背もたれからアーム部への流れるようなラインがとても綺麗で、
現代アートのオブジェのような佇まいです。
 
この椅子は1950年代当時AirborneとHabitat、2つのメーカーから製造販売されました。
 
今回ご紹介のチェアはAirborneエディションにあたり1950年代でも初期の生産です。
製造数が少なくレアなバージョンです。
デザイン上にも違いがあり、アームの上部(写真6枚目をご参照ください)
に、ビスがありません。
 
Airborneエディション以外の製造品は現行品を含め
下の写真のようにビスが打ってあります。
 

 

言うまでもなくビスが無い方がデザイン上洗練されており、
実際にヨーロッパではAirborneとそれ以外では価格の相場に3倍の差があります。
 
デザインに目が行きがちですが座り心地がとてもよく、
背面からアームへのラインが驚くほど身体にフィットします。
このフィット感は本当に実際に体感して頂きたい!素晴らしいものです。
 
デザインと機能性はときに比例せず反発し合います。
こちらの椅子は優れたデザインに心地よい機能性を備えたおすすめの椅子です。
 
 
ロビン・デイはこちらでもご紹介していますが、
20世紀の大変影響力のあるイギリスの家具デザイナーでした。
家具製造で有名な町ハイウィコムで生まれ、ロンドンの
ロイヤル カレッジ オブ アートで芸術を学びました。1942年に結婚した妻ルシアンと
共同で1948年にデザイン事務所を設立。
その年にニューヨーク近代美術館 MoMAによるローコスト家具のデザインコンクールで
大賞を受賞しています。1951年には彼の地位の高さを決定づけるロイヤルフェスティバルホールの座席をデザイン。
 
家具だけではなく企業のロゴやアートワーク、ショールームのデザインや航空機内装用
カーペットやTV、ラジオのデザインなどその活動は多岐にわたります。
 
1974-1980年までロンドンの家具学校 LONDON SCHOOL OF FURNITUREの主宰。
 
現代も彼のデザインした家具は製造され続け、そのデザイン性の高さを証明。
さまざまなデザインの家具を数多く残しています。
 
 
チーク材プライウッド+スチール+ファブリック
 
 
構造、クッション内部確認後オリジナルの状態を維持しています。
ご要望により生地の張り替え可能。
 
 
 
商品についてのサイズ等詳しくは
までお問い合わせお願いいたします。